泊地(読み)ハクチ(その他表記)anchorage

翻訳|anchorage

精選版 日本国語大辞典 「泊地」の意味・読み・例文・類語

はく‐ち【泊地】

  1. 〘 名詞 〙 船が停泊できる所。停泊地。
    1. [初出の実例]「偵察の目的を兼ね深く敵の泊地に侵入し」(出典:東京朝日新聞‐明治三七年(1904)一二月二〇日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

日本大百科全書(ニッポニカ) 「泊地」の意味・わかりやすい解説

泊地
はくち
anchorage

荷役旅客乗降などのため船舶接岸停泊する水域、すなわちバースや沖荷役、船回し、避難などのために必要とする港内水域の全体をいう。泊地は静穏で底質の錨(いかり)がかりがよく、浮標が整備され、水深は最大対象船舶の満載喫水に10%の余裕をもたせることを標準にしている。またバース前面では、年間を通じて波高が50センチメートル以下となる日数が95%以上となるように、防波堤、接岸施設などの配置を検討して築造する。

[堀口孝男]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む