デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「波多兼虎」の解説 波多兼虎 はた-けんこ 1735-1785 江戸時代中期の儒者。享保(きょうほう)20年生まれ。波多守節の弟。長門(ながと)(山口県)の人。俊才をみこまれて萩(はぎ)藩校明倫館の給費生となり,山根華陽に師事。明和のころ国老益田氏に儒臣としてつかえた。徂徠(そらい)学を信奉した。天明5年4月17日死去。51歳。本姓は秦。字(あざな)は士熊,子熊。通称は熊介,熊助。号は嵩山(すうざん)。姓は波田ともかく。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例