コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

泥棒日記 どろぼうにっき Journal du voleur

3件 の用語解説(泥棒日記の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

泥棒日記
どろぼうにっき
Journal du voleur

フランスの小説家,劇作家ジャンジュネの小説。 1949年刊。作者自身の半生を軸に,悪の壮麗な美に彩られた犯罪と男色の世界を詩的言語を駆使して描き,その復権を企てたもの。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉の解説

どろぼうにっき【泥棒日記】

《原題、〈フランスJournal du voleur ジュネの自伝的小説。1949年刊。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

泥棒日記
どろぼうにっき
Journal du voleur

フランスの作家ジャン・ジュネの自伝的長編小説。1949年刊。流浪の旅を続けてきた作者はスペインにたどり着き、一匹のシラミのようにバルセロナの貧民街に住み着く。乞食(こじき)をしながら男娼(だんしょう)となり、かっぱらいとなり、やがて泥棒に仲間入りする。ベルギー、イタリアなど諸国を放浪してフランスへ帰る。日記とはいうが日付はなく、年代も追わず、過去と現在が交錯する話法で終始する。右手のない美男スティリターノなど、作中のやくざ連中はすべて高貴な聖徒として描かれ、汚辱を美に転換し聖化して自己を救済する過程が語られていて、ジュネの才能が純粋に結実した希有(けう)な生活体験の漂泊記録である。[曽根元吉]
『朝吹三吉訳『泥棒日記』(新潮文庫)』

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

泥棒日記の関連キーワードベルコールリラダンゴンクールパリジャンマルタンデュガール赤い数珠ジャンガダジュール・ヴェルヌチャンセラー号の筏ぶらんこの絶好のチャンス

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone

泥棒日記の関連情報