泰山寺(読み)たいさんじ

日本歴史地名大系 「泰山寺」の解説

泰山寺
たいさんじ

[現在地名]今治市小泉

字寺内にある四国八十八ヵ所の五六番札所。金輪山と号し、真言宗醍醐派。本尊地蔵菩薩

寺伝によると、付近の農民は毎年蒼社そうじや川の氾濫で苦しみ、同河川は人取川とよばれて恐れられていた。弘仁六年(八一五)この地に留錫した弘法大師が人々を集めて川に垣を築き、土砂を盛って土砂加持の秘法を修し、祈願成就ののち一宇を建立、地蔵菩薩を本尊にしたという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

デジタル大辞泉プラス 「泰山寺」の解説

泰山(たいさん)寺

愛媛県今治市にある寺院。真言宗醍醐派。山号は金輪山、本尊は地蔵菩薩。815年、空海による創建と伝わる。四国八十八ヶ所霊場第56番札所。

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