(読み)およがす

精選版 日本国語大辞典 「泳」の意味・読み・例文・類語

およが・す【泳】

〘他サ五(四)〙
※文明本節用集(室町中)「為天下渾(ヲヨガス)其心老子〕」
② 主として遊里で、客を遊蕩に深入りさせる。沖をおよがす。
浮世草子男色大鑑(1687)六「歴歴の帥中間(すいなかま)もおよがされて、恋に無遣瀬(やるせなく)て脳(なづみ)果てける」

おえ・ぐ【泳】

〘自ガ四〙 「およぐ(泳)」の変化した語。
※伊京集(室町)「游 ヲヘグ 泳同 二字義同 魚凌波」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「泳」の意味・読み・例文・類語

えい【泳】[漢字項目]

[音]エイ(漢) [訓]およぐ
学習漢字]3年
およぐ。およぎ。「泳法遠泳競泳水泳背泳遊泳力泳

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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