精選版 日本国語大辞典 「洋装本」の意味・読み・例文・類語 ようそう‐ぼんヤウサウ‥【洋装本】 〘 名詞 〙 製本様式の一つ。糸とじの中身を丸背または角背に固め表紙ばりした表紙をかぶせて仕上げる本製本(上製)、糸とじ、針金とじなどでとじた中身に表紙をかぶせ、中身と表紙とを一度に仕上げ裁ちする仮製本(並製)、中身を針金とじし、背はクロス、板紙を心とした厚表紙でくるむ南京の三種がある。また、その様式の本。洋綴本。[初出の実例]「新刊書といへば洋紙の洋装本に殆ど限られてしまってゐるやうであるが」(出典:書物(1944)甲〈森銑三〉一三) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例