洒洒落落(読み)シャシャラクラク

関連語 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「洒洒落落」の意味・読み・例文・類語

しゃしゃ‐らくらく【洒洒落落】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙 物事にこだわらないさま。言動がさっぱりしていて執着しないさま。
    1. [初出の実例]「翛然は不物して、洒々落々とした体ぞ」(出典四河入海(17C前)五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

四字熟語を知る辞典 「洒洒落落」の解説

洒洒落落

物事にこだわらない様子。言動がさっぱりしていて執着しない様子。

[活用] ―たる・―として。

[使用例] 洒々落々として裏に、火の如き理想、鉄の如き意志を蔵して居られる[徳富蘆花*思出の記|1900~01]

[使用例] 三谷女史の講義聖書を説いたが、それは世辞百般につながっていて活機縦横、洒々落々としていた[幸田文*ちぎれ雲|1949]

[解説] 「しゃらく」のそれぞれの字を重ねた言い方。「洒落」はわだかまりがなく、さっぱりした様子をいいます。

出典 四字熟語を知る辞典四字熟語を知る辞典について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む