洙泗(読み)シュシ

精選版 日本国語大辞典 「洙泗」の意味・読み・例文・類語

しゅ‐し【洙泗】

  1. [ 1 ] 中国の山東省西部を流れる泗水(しすい)とその支流洙水(しゅすい)の併称。その流域は、孔子の生・没地で、弟子に道を講じた所。〔礼記‐檀弓〕
  2. [ 2 ] 〘 名詞 〙 ( [ 一 ]から転じて ) 孔子の学問、およびその学統をいう。
    1. [初出の実例]「遂使俗漸洙泗之風、人趨斉魯之学」(出典懐風藻(751)序)
    2. [その他の文献]〔陶潜明‐飲酒二十首詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「洙泗」の読み・字形・画数・意味

【洙泗】しゆし

洙水と泗水。孔子の故地。〔梁書、劉之伝〕(梁武帝、劉之の春秋論を上(たてまつ)るに答うる詔)(左)丘、洙泗の風を傳へ、羊(くやう)(高)、西河(子夏)の學を稟(う)く。

字通「洙」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

日本の株式の水準を示す、東京証券取引所第1部225銘柄の平均株価。単位は円。構成銘柄は時価総額の分布の変化などにより、適宜入れ替えられている。現在の形になったのは1985年5月からである。ダウ・ジョー...

日経平均株価の用語解説を読む