洙泗(読み)シュシ

デジタル大辞泉 「洙泗」の意味・読み・例文・類語

しゅ‐し【洙泗】

中国山東省曲阜県を流れる泗水しすいと、その支流洙水しゅすい流域孔子弟子たちに道を講じた。
孔子学問。また、その学統

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「洙泗」の意味・読み・例文・類語

しゅ‐し【洙泗】

[1] 中国の山東省西部を流れる泗水(しすい)とその支流洙水(しゅすい)の併称。その流域は、孔子の生・没地で、弟子に道を講じた所。〔礼記‐檀弓〕
[2] 〘名〙 ((一)から転じて) 孔子の学問、およびその学統をいう。
懐風藻(751)序「遂使俗漸洙泗之風、人趨斉魯之学」 〔陶潜明‐飲酒二十首詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「洙泗」の読み・字形・画数・意味

【洙泗】しゆし

洙水と泗水。孔子の故地。〔梁書、劉之伝〕(梁武帝、劉之の春秋論を上(たてまつ)るに答うる詔)(左)丘、洙泗の風を傳へ、羊(くやう)(高)、西河(子夏)の學を稟(う)く。

字通「洙」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android