洞観(読み)ドウカン

デジタル大辞泉 「洞観」の意味・読み・例文・類語

どう‐かん〔‐クワン〕【洞観】

[名](スル)見抜くこと。見通すこと。また、推理思考によらず、直観本質を悟ること。
「ありのままな精神をすなおに―する事によって」〈長与竹沢先生と云ふ人

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「洞観」の意味・読み・例文・類語

どう‐かん‥クヮン【洞観】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 見抜くこと。見通すこと。見すかすこと。洞見洞察。洞視。
    1. [初出の実例]「前途の形勢内外の事情を洞観(トウクヮン)して事理当然なり」(出典:新聞雑誌‐九号・明治四年(1871)八月)
  3. 思考・推理によらないで、真理を直覚すること。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「洞観」の読み・字形・画数・意味

【洞観】どうかん

道観

字通「洞」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android