コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

流動性選好理論 りゅうどうせいせんこうりろんliquidity preference theory

世界大百科事典 第2版の解説

りゅうどうせいせんこうりろん【流動性選好理論 liquidity preference theory】

J.M.ケインズによって展開された利子率決定の理論。ケインズは利子率の決定メカニズムを,貨幣残高と有価証券残高を経済主体がちょうど喜んで保有するような水準に利子率が定まるという形で説明した。それまでの利子率決定の貸付資金説が資金のフローの需給に着目したのに対して,現存する資産残高保有の均衡に着目したのである。通常,有価証券,たとえば債券とか株式は,利子率や収益率が平均的には貨幣より高い。しかし将来の利子率や収益率は不確定である。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

流動性選好理論の関連キーワード流動性のわな

今日のキーワード

異常天候早期警戒情報

5日から 8日先を最初の日とする 7日間の平均気温がかなり高い,またはかなり低い確率が 30%以上と見込まれる場合に注意を呼びかけるため気象庁から発表される情報。低温や猛暑が長く続くと,人の活動や農作...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android