浅加久敬(読み)あさか ひさたか

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「浅加久敬」の解説

浅加久敬 あさか-ひさたか

1657-1727 江戸時代前期-中期武士,国学者。
明暦3年生まれ。加賀金沢藩士で近習番,組外番頭をつとめた。和歌,文章にたくみで,国史,国文精通,15年をかけて「徒然草(つれづれぐさ)諸抄大成」20巻をあむ。享保(きょうほう)12年2月5日死去。71歳。字(あざな)は通郷,山郷。通称は九之助,九之丞,万右衛門。号は山井,久教軒。別名に謙益。著作に「都の手ふり」「武家耳底記」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android