日本歴史地名大系 「浜中八幡神社」の解説 浜中八幡神社はまなかはちまんじんじや 和歌山県:海草郡下津町上村浜中八幡神社[現在地名]下津町上長保(ちようほう)寺の西方にあり、上(かみ)八幡神社とも称する。祭神は天照(あまてらす)皇大神・八幡大明神・春日大明神。旧村社。近世は上(かみ)村・小原(おはら)村(現下津町)の産土神とされた。永仁六年(一二九八)一一月一九日の浜中南荘惣田数注進状写(又続宝簡集)に「一反六十歩 八幡宮朝拝田」とあるのは当社の免田と思われる。当社は浜中南(はまなかみなみ)荘の鎮守社であったと考えられる。また当社社記にある棟札写(下津町史)に「永仁三年乙未二月二十七日 三郷庄官所司等」とある。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by