浜昼顔(読み)ハマヒルガオ

デジタル大辞泉 「浜昼顔」の意味・読み・例文・類語

はま‐ひるがお〔‐ひるがほ〕【浜昼顔】

ヒルガオ科蔓性つるせい多年草海岸砂地に生え、白い地下茎砂中をはう。葉は腎臓状円形で厚く、つやがある。5月ごろ、淡紅色で、直径4、5センチくらいのらっぱ状の花を開く。 夏》「きらきらと―が先んじぬ/汀女

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関連語 蔓性 名詞

精選版 日本国語大辞典 「浜昼顔」の意味・読み・例文・類語

はま‐ひるがお‥ひるがほ【浜昼顔】

  1. 〘 名詞 〙 ヒルガオ科のつる性多年草。各地の海岸の砂地に生える。地下茎は白く砂中に長く伸びる。葉は長柄をもち、腎臓状円形、厚く光沢がある。五月頃、葉腋から花柄が伸び淡紅色で径四~五センチメートルの漏斗状花が一個ずつ咲く。萼の外側に二個の大きな苞葉がある。はまちばな。《 季語・夏 》 〔大和本草批正(1810頃)〕

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動植物名よみかた辞典 普及版 「浜昼顔」の解説

浜昼顔 (ハマヒルガオ)

学名Calystegia soldanella
植物。ヒルガオ科の多年草

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