精選版 日本国語大辞典 「浮世絵類考」の意味・読み・例文・類語
うきよえるいこう うきよヱルイカウ【浮世絵類考】
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出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
…渡辺崋山の椿椿山宛書簡(1839‐40)や椿山の門人吉田柳蹊宛書簡(1845‐46)の内容も当時の南画家の真摯(しんし)な文人画・南宗画論学習の態度をうかがわせる。ほかに浮世絵師によるものとして,渓斎英泉の《無名翁随筆(増補浮世絵類考)》(1833)中にある〈大和絵師浮世絵之考〉は,さきの祐信の論旨を継いで,浮世絵師の立場を強く擁護し,粉本主義を批判している。大田南畝の《浮世絵類考》(1789ころ),朝岡興禎(おきさだ)の《古画備考》(1845‐50ころ),堀直格の《扶桑名画伝》(1854ころ)のような網羅的な画家伝も編集された。…
※「浮世絵類考」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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