浮言(読み)フゲン

精選版 日本国語大辞典 「浮言」の意味・読み・例文・類語

ふ‐げん【浮言】

  1. 〘 名詞 〙 根拠のないうわさ。無責任なことば。流言。飛語(ひご)
    1. [初出の実例]「民間或有託亡魂、浮言紛紜」(出典続日本紀‐天平宝字元年(757)七月甲寅)
    2. 「少人の浮言(フゲン)を重うして」(出典:高野本平家(13C前)三)
    3. [その他の文献]〔書経‐盤庚上〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「浮言」の読み・字形・画数・意味

【浮言】ふげん

無実の語。流言。〔書、盤庚上〕汝曷(なん)ぞ(われ)にげずして、胥(あ)ひ動かすに言を以てし、衆を沈するや。

字通「浮」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む