海布(読み)メ

デジタル大辞泉 「海布」の意味・読み・例文・類語

め【海布/海藻】

食用となる海藻総称ワカメアラメなどの類。
「―の柄をりて、燧臼ひきりうすに作り」〈・上〉

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精選版 日本国語大辞典 「海布」の意味・読み・例文・類語

め【海布・海藻】

  1. 〘 名詞 〙 若布(わかめ)海松布(みるめ)荒布(あらめ)など食用となる海藻の総称。
    1. [初出の実例]「志可の海人は軍布(め)刈り塩焼き暇なみ髪梳の小櫛取りも見なくに」(出典万葉集(8C後)三・二七八)
    2. 「世をうみのあまとし人を見るからにめくはせよとも頼まるる哉」(出典:伊勢物語(10C前)一〇四)

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動植物名よみかた辞典 普及版 「海布」の解説

海布 (メ)

植物。チガイソ科の褐藻。ワカメの別称

海布 (メ)

植物。食用海藻の総称

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