海藻の総称である「メ」に、新生であることを表わす「ワカ」という美称を冠したもので、古くは特定の海藻を指す名称ではなかった可能性もある。中世になって、現在のように特定の海藻の名称として、辞書に載せられるに至ったと考えられる。節用集諸本や「温故知新書」等に「和布」の訓として、また「運歩色葉集」等に「若和布」の訓として見え、「日葡辞書」にも「Vacame(ワカメ)」とある。
出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報
敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...