1892年(明治25)創立の淑徳女学校と1919年(大正8)創設の社会福祉施設マハヤナ学園を起源とする学校法人大乗淑徳学園を母体とし,65年(昭和40)に社会福祉学部のみの単科大学として開学した。大学設置の目的は「大乗仏教精神に基づき,社会福祉の増進と教育とによる人間開発,社会開発に貢献する人材の育成」である。総合福祉学部・コミュニティ政策学部・看護栄養学部・人文学部・国際コミュニケーション学部・経営学部・教育学部で構成され,共通する教育理念は「共生の理念」に基づき将来「他者と共に生きる人生」を歩んでいける人材の育成である。千葉市中央区,埼玉県入間郡三芳町,東京都板橋区にキャンパスを構え,2017年(平成29)現在の収容人数4697人。附属機関として創立者の長谷川良信の名を冠した長谷川仏教文化研究所をはじめ,淑徳大学アーカイブズ,アジア国際社会福祉研究所,書学文化センターなどが設置されている。
著者: 鈴木崇義
出典 平凡社「大学事典」大学事典について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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