淡水真珠(読み)たんすいしんじゅ

精選版 日本国語大辞典 「淡水真珠」の意味・読み・例文・類語

たんすい‐しんじゅ【淡水真珠】

〘名〙 湖・池など淡水養殖された真珠イケチョウガイカワシンジュガイ、メンカラスガイなどを母貝としてつくられる。

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デジタル大辞泉 「淡水真珠」の意味・読み・例文・類語

たんすい‐しんじゅ【淡水真珠】

淡水産の二枚貝イケチョウガイカワシンジュガイカラスガイなどがつくる真珠。イケチョウガイでは養殖も行われる。

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事典 日本の地域ブランド・名産品 「淡水真珠」の解説

淡水真珠[装飾・装身]
たんすいしんじゅ

関東地方茨城県地域ブランド
牛久市で製造されている。淡水真珠とは、池蝶貝という淡水生の大きな二枚貝で養殖される真珠のこと。海の真珠養殖とは異なり、人工核を使わない。真珠層が厚く、さまざまな形や色をしたものがある。主にネックレスイヤリングなどの装飾品が製造される。茨城県郷土工芸品。

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世界大百科事典(旧版)内の淡水真珠の言及

【真珠】より

…半円とは外套膜と貝殻の間に半球形の核を挿入し,その上に真珠層を作らせたあと,貝殻から切り離して加工したものをいう。そのほか,大きさ,色,形による分類や,淡水真珠,南洋珠(なんようだま),マベ真珠など産地や貝の種名を表現した呼称による分類もある。真珠の品質の要素には,光沢,色,巻き,形および質などがあり,これらは相互に関連している。…

※「淡水真珠」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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