添字(読み)ソエジ

デジタル大辞泉 「添字」の意味・読み・例文・類語

そえ‐じ〔そへ‐〕【添(え)字】

本文文字に書き添えた文字。送りがななど。
数学で、同じ文字を用いて複数変数を表すとき、それらを区別するために、文字のわきの上または下に添える小さな文字や数字

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精選版 日本国語大辞典 「添字」の意味・読み・例文・類語

そえ‐じそへ‥【添字】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 本行の文字に書き添えた文字。送りがななどの類。
    1. [初出の実例]「うらめつらし ややめつらしなり うらはそへ字なり」(出典:匠材集(1597)二)
  3. 他の語に添加されて一語を構成する要素接尾語接頭語の類。そえもの。
    1. [初出の実例]「さちくとは 幸也。くはそへ字也」(出典:言塵集(1406)二)
  4. 数学で、変数の内容を区別するために、変数を表わす文字のわきに小さく添える文字または数字。添数
  5. 副詞接続詞の類。添詞(そえことば)
    1. [初出の実例]「日本の字書は、〈略〉十四門を分て其意想を寓す〈略〉十三は動字、代名字、テニヲハ、添字」(出典:日本風俗備考(1833)七)

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