清九郎(読み)せいくろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「清九郎」の解説

清九郎 せいくろう

?-1472 室町時代農民
近江(おうみ)(滋賀県)西浅井郡菅浦の惣(村落自治組織)の乙名(おとな)(長老)。寛正(かんしょう)2年(1461)大浦荘との境界紛争が再燃して合戦になったとき,出家し攻撃軍に降伏,地頭松平益親の仲裁によって菅浦全滅の危機をすくった。その後惣の再建につとめた。文明4年11月8日死去。法名は道清。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例