デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「清水平七」の解説 清水平七 しみず-へいしち 1826-1896 江戸後期-明治時代の陶工。文政9年生まれ。清水勇助の兄。美濃(みの)(岐阜県)温故焼の祖。祖父(伯父とも)孫六に陶法をまなび,各地で修業。嘉永(かえい)ごろ美濃不破郡赤坂に窯をひらく。伊勢(いせ)の万古焼にならって茶器,酒器をつくり,御勝山焼,のち温故焼と称した。大垣藩の御用もつとめた。明治29年11月9日死去。71歳。号は温故。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例