湯浅 初子(読み)ユアサ ハツコ

20世紀日本人名事典 「湯浅 初子」の解説

湯浅 初子
ユアサ ハツコ

明治・大正期の女流教育者,社会運動家



生年
文久1年(1861年)

没年
昭和10(1935)年3月13日

出身地
熊本県

経歴
熊本洋学校教師ゼンス夫人に就き英学を修め、京都に出て同志社に学ぶ。のち東京に上り叔母矢島楫子の経営する女子学院の事業を助けるかたわら、廃娼運動に尽力した。犬養毅より結婚の申込みを受けたが、見合の席上、男子の節操問題につき意見が合わず、破談して湯浅治郎に嫁した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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