源厳子(読み)みなもとの げんし

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「源厳子」の解説

源厳子 みなもとの-げんし

?-879 平安時代前期,清和天皇女御(にょうご)。
源能有(よしあり)の娘。従四位下温明殿(うんめいでんの)女御とよばれた。源全姫(またひめ)の60歳の賀に毘盧遮那仏(びるしゃなぶつ)をえがき,このときの菅原道真作の願文が「菅家文草」にみえる。元慶(がんぎょう)3年6月26日死去。名は「いずこ」ともよむ。

源厳子 みなもとの-いずこ

みなもとの-げんし

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例