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準地代 じゅんちだい

大辞林 第三版の解説

じゅんちだい【準地代】

土地ほどではないが、短期的には供給が固定的な生産要素に地代と同じように生じる報酬。

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百科事典マイペディアの解説

準地代【じゅんちだい】

固定設備(工場,機械など)から引き出される所得英国の経済学者A.マーシャルは,長期間についてみると決して土地のように永久に確定的な大きさではないが,短期間についてみると確定的な大きさと考えられる,すでに投入された設備の性能優劣から生ずる余剰を,地代に準ずるものとしてこう呼んだ。

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世界大百科事典 第2版の解説

じゅんちだい【準地代 quasi‐reut】

工場や機械のような固定設備は,長期的にはその投入量を変化させることが可能であっても,短期的にはその量が所与と考えられる。このような短期的にその投入量が固定的である生産要素に対する所得を,それらの生産要素の準地代と呼ぶ。固定設備は長期的には可変的であり,その所有者である企業になんらの特別の報酬をももたらさない(すなわち競争によって,固定設備から得られる収入は固定設備を購入するための費用に等しい)。しかし短期的には,固定設備はすでに生産過程に投入されている。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

世界大百科事典内の準地代の言及

【利潤】より

…この問いに対して多くの経済学者が回答を与えてきたが,なかでもA.マーシャルJ.A.シュンペーターF.H.ナイトのものが代表的である。
[超過利潤の出所と帰属]
 マーシャルによると超過利潤は〈準地代〉としての性格をもつ。企業の特定の資本設備あるいは特殊な能力を有する企業経営者や労働者は土地と同じように少なくとも短期的には簡単に増加させることができない。…

※「準地代」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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