溝隠(読み)ミゾカクシ

デジタル大辞泉 「溝隠」の意味・読み・例文・類語

みぞ‐かくし【溝隠】

キキョウ科多年草。田のあぜなどに生え、高さ約20センチ。茎は地をはって広がり、葉は小さい狭楕円形で互生する。6~10月紅紫色を帯びた白い小花が咲く。花びらは唇形であるが、5裂する。あぜむしろ。

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精選版 日本国語大辞典 「溝隠」の意味・読み・例文・類語

みぞ‐かくし【溝隠】

  1. 〘 名詞 〙 キキョウ科の多年草。各地の溝や水田の縁などに生える。高さ約二〇センチメートル。茎は地表をはって節から根をおろす。上葉は線状披針形で二列に互生する。夏、葉腋から長い花柄がのび淡紫色の花が咲く。花冠は五裂し裂片は一方にかたより、一つの花を半分に断ち切ったように見える。中国では、毒蛇やサソリにかまれたときの薬として用いる。漢名半辺蓮。あぜむしろ。〔重訂本草綱目啓蒙(1847)〕

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動植物名よみかた辞典 普及版 「溝隠」の解説

溝隠 (ミゾカクシ)

植物。キキョウ科の多年草。アゼムシロの別称

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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