日本歴史地名大系 「滝口村」の解説
滝口村
たきぐちむら
白浜村の西に位置し、南は太平洋に面した海岸段丘の農・漁村。東部を
慶長二年(一五九七)の安房国検地高目録に滝之口村とみえ、高九七六石余(うち田高六一七石余)、里見氏直轄領。同一一年の里見家分限帳では同直轄領九四九石余、ほかに大神宮明神(現館山市安房神社)領一一石・明神領一〇石・滝口天神宮領六石がある。正保郷帳では田方五三六石余・畑方二五九石余、旗本三枝領、ほかに朱印地として
滝口村
たきのくちむら
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報