デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「潜渓処謙」の解説 潜渓処謙 せんけい-しょけん ?-1330 鎌倉時代の僧。臨済(りんざい)宗。武蔵(むさし)の人で,はじめ鎌倉円覚寺の無学祖元に,ついで京都東福寺の円爾(えんに)に師事し,その法をつぐ。筑前(ちくぜん)(福岡県)承天寺をへて京都の東福寺,南禅寺の住持となる。後醍醐(ごだいご)天皇の帰依(きえ)をうけた。五山文学者。元徳2年5月2日死去。諡号(しごう)は普円国師。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例