潰決(読み)カイケツ

デジタル大辞泉 「潰決」の意味・読み・例文・類語

かい‐けつ〔クワイ‐〕【潰決】

[名](スル)堤防などが切れて水が流出すること。決壊
積水の―し其勢の禦ぐ可からざるに至り」〈箕作麟祥明六雑誌七〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「潰決」の意味・読み・例文・類語

かい‐けつ クヮイ‥【潰決】

〘名〙 水の勢いが強くて、堤防などをくずしてあふれ出ること。決壊。また、比喩的に、ある物事の勢いが強くて、他の物事を押しくずすこと。
新聞雑誌‐五号・明治四年(1871)六月「人皆疑懼惶惑進歩の勢潰決(クイケツ)して退歩にとどまらざらんとす」 〔蘇軾‐御試制科策〕

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普及版 字通 「潰決」の読み・字形・画数・意味

【潰決】かいけつ

決潰する。

字通「潰」の項目を見る

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