火消し役(読み)ヒケシヤク

デジタル大辞泉 「火消し役」の意味・読み・例文・類語

ひけし‐やく【火消し役】

定火消じょうびけ」に同じ。
定火消し主任にあたるもの。
もめごとや危機などの事態を拾収する役目。「内紛火消し役を務める」
野球で、ピンチのときにリリーフする投手のこと。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「火消し役」の意味・読み・例文・類語

ひけし‐やく【火消役】

  1. 〘 名詞 〙 江戸時代若年寄配下に属し、江戸消火のことをつかさどった定火消の主任にあたるもの。火消番。
    1. [初出の実例]「火消役十人」(出典:吏徴(1845)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android