灰神楽(読み)ハイカグラ

デジタル大辞泉 「灰神楽」の意味・読み・例文・類語

はい‐かぐら〔はひ‐〕【灰神楽】

火の気のある灰の中に湯水をこぼしたとき、灰が吹き上がること。また、その灰けむり。「灰神楽が立つ」
[類語]灰燼火山灰藁灰死の灰燃え殻燃えさし燃え残り余燼燃え滓吸い殻

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「灰神楽」の意味・読み・例文・類語

はい‐かぐら はひ‥【灰神楽】

〘名〙 火鉢など、火の気のある灰の中に湯水をこぼして、灰の舞い上がること。また、その灰けむり。
歌舞伎勧善懲悪覗機関村井長庵)(1862)六幕「火鉢の土瓶ひっくり返り〈略〉『いや、ひどい灰神楽(ハヒカグラ)だ』」

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