化学辞典 第2版 「点突然変異」の解説
点突然変異
テントツゼンヘンイ
point mutation
DNA上の1塩基の変異(置換,脱離,挿入).置換の場合,プリンどうしまたはピリミジンどうしの変化を転位(トランジション),プリンとピリミジンの間の変化を転換(トランスバージョン)とよぶ.点変異を有する合成オリゴヌクレオチドを用いることにより,簡単にタンパク質の点変異体を作製できるようになったので,タンパク質の機能解析や性質の改変(タンパク質工学)に利用されている.
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報