無夢一清(読み)むぼう いっせい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「無夢一清」の解説

無夢一清 むぼう-いっせい

1294-1368 南北朝時代の僧。
永仁(えいにん)2年生まれ。臨済(りんざい)宗。玉渓慧瑃(ぎょっけい-えしゅん)の法をつぐ。嘉元(かげん)年間元(げん)(中国)にわたり,廬山(ろざん)の竜巌徳真,百丈山の東陽徳輝らに師事。観応(かんのう)元=正平(しょうへい)5年(1350)帰国,備中(びっちゅう)(岡山県)宝福寺,京都東福寺の住持となった。応安元=正平23年5月24日死去。75歳。

無夢一清 むむ-いっせい

むぼう-いっせい

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android