無筆(読み)ムヒツ

デジタル大辞泉 「無筆」の意味・読み・例文・類語

む‐ひつ【無筆】

文字読み書きができないこと。
手紙を書こうにも御存じの―だろう」〈漱石道草
[類語]文盲無学無知無教養浅学寡聞一文不知一文不通目に一丁字もない

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「無筆」の意味・読み・例文・類語

む‐ひつ【無筆】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 文字を知らないこと。読み書きができないこと。また、その人やそのさま。無学。むしく。
    1. [初出の実例]「Mufitde(ムヒツデ) ゴザル」(出典日葡辞書(1603‐04))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android