無線ロボット観測(読み)むせんロボットかんそく

百科事典マイペディア 「無線ロボット観測」の意味・わかりやすい解説

無線ロボット観測【むせんロボットかんそく】

観測員が常駐することが不適当な場所気象または海象測器置き電波による遠隔測定で観測データを自動的に送信する方式。日本では無線ロボット雨量計,無線ロボット検潮儀などが広く使用される。ラジオゾンデ,レーウィンなども含まれ,また地球大気開発計画では海洋上の観測に各種の自動観測用ブイロボットが用いられた。1974年以降,無線ロボット雨量計はAMeDASアメダス)に組み込まれている。
→関連項目ロボット

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「無線ロボット観測」の意味・わかりやすい解説

無線ロボット観測
むせんロボットかんそく
radio robot observation

気象観測など離れた場所での各種の観測を無線連絡によって自動機械に行わせ,その結果を無線テレメータで観測する無人観測法。雨量,気圧積雪などをはかる気象用ロボットなどがその例である。

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