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地球大気開発計画 ちきゅうたいきかいはつけいかく Global Atmospheric Research Programme; GARP

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

地球大気開発計画
ちきゅうたいきかいはつけいかく
Global Atmospheric Research Programme; GARP

1970年代に世界気象機関 WMO国際学術連合会議 ICSUとで共同企画された国際的研究計画。略称を GARPガープ,ガルプ)という。その目的は,天気現象を支配している大気の大規模な運動の仕組みの解明と,それによって数日先の天気予報の精度を向上させること。

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百科事典マイペディアの解説

地球大気開発計画【ちきゅうたいきかいはつけいかく】

Global Atmospheric Research Programme,略してGARP(ガープ)とも呼ぶ。地上から高度30kmまでの大気を,国際協力により全地球的規模で総合観測しようとする研究計画。
→関連項目無線ロボット観測

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世界大百科事典 第2版の解説

ちきゅうたいきかいはつけいかく【地球大気開発計画 Global Atmospheric Research Programme】

通称GARP(ガープ)。大気の運動に関する基本的な物理過程をより深く理解し,科学的根拠のしっかりした天気予報,特に長期予報の物理学的基礎を発展させることを目的とした国際協力事業である。1961年の国際連合の決議に基づき,世界気象機関(WMO)と国際学術連合会議(ICSU)が共同で推進してきたが,1980年代に入って世界気候計画(WCP)へと発展的に解消した。 GARPは二つの基本的目的をもっていた。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

地球大気開発計画
ちきゅうたいきかいはつけいかく

地球大気に関する国際的な研究計画。GARP(ガープ)(Global Atmospheric Research Programの略)ともいう。大気大循環の物理過程の理解を深め、大気の数学的・物理的モデルを組織的に改善し、全地球的な気象観測と予報のシステムを経済効果が大きくなるよう設計することを主目的としていた。世界気象機関(WMO)と国際学術連合会議(ICSU。現国際科学会議)との共同研究計画で、この協定は1967年に調印されたが80年に失効し、このあとは世界気候計画(WCP。World Climate Programの略)に引き継がれている。GARPの副計画の一つとしてFGGE(First GARP Global Experimentの略。第一次GARP全地球実験)が1978年12月1日から1年間行われた。この計画にはWMOの観測網である9000以上の陸上観測所と約800の高層観測所、それと9隻の海洋定点観測船および5個の静止気象衛星(日本の「ひまわり」はその一つ)などが参加するという、史上空前の規模であった。[安田敏明]

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世界大百科事典内の地球大気開発計画の言及

【世界気象監視計画】より

…基本計画は,気象観測,気象通信,気象資料処理の3本の柱から成り立っている。1961年に国際連合は,世界的な天気予報の精度向上のために決議を行い,国際協力による気象事業の改善をめざしてWWW計画を,技術開発と研究の推進をはかって地球大気開発計画(GARP(ガープ))を発足させた。以来,WWW計画は,各国の気象観測網の充実と観測精度の向上,気象資料の的確・迅速な伝送のための世界的な気象通信網の拡充,実況天気図と予想天気図の改善と広範囲の交換といった具体的な事業計画が立てられ,68年以来全球観測組織(GOS),全球通信組織(GTS),全球資料処理組織(GDPS)が設立・実施され,順次拡充されて今日にいたっている。…

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