燐銅鉱(読み)りんどうこう

最新 地学事典 「燐銅鉱」の解説

りんどうこう
燐銅鉱

libethenite

化学組成Cu2(PO4)(OH)の鉱物直方晶系,空間群Pnnm, 格子定数a0.845nm, b0.810, c0.591, 単位格子中4分子含む。短柱状~等粒状結晶,条線あり。劈開きわめて不明瞭,断口貝殻状~不規則,硬度4,比重3.97。ガラス光沢(結晶面)~亜脂肪光沢(断口面),暗緑色など。半透明。薄片中青緑~淡緑色,屈折率α1.701~1.704, β1.743~1.747, γ1.787~1.790, 光学性負,光軸角約90°, 光分散rv強,多色性微弱。少量のAsがPを置換オリーブ銅鉱との間に部分置換系列をつくる。酸,アンモニア水に易溶。孔雀石緑鉛鉱などとともに鉱床の酸化帯に生成。名称は原産地のハンガリーLibethenにちなむ。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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