小牛(読み)コウシ

デジタル大辞泉 「小牛」の意味・読み・例文・類語

こ‐うし【小牛/子牛/×仔牛/×犢】

《古くは「こうじ」とも》小さい牛。また、牛の子。
[類語]雄牛雌牛種牛役牛乳牛肉牛牧牛猛牛和牛水牛野牛バイソンバッファローヤク

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

改訂新版 世界大百科事典 「小牛」の意味・わかりやすい解説

小牛 (こうじ)

能面作家生没年不詳。世阿弥の《申楽談儀》などから,室町時代(14世紀末ころ)に越前国で活躍した能面作家の一人と考えられる。近世の能楽伝書類では〈十作〉の一人にかぞえ,越智(えち)と同じころの奈良の人と伝えている。尉面を得意としたようで,その一種である小(牛)尉は彼の創作といわれているが,明確ではない。
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