牝牛(読み)メウシ

精選版 日本国語大辞典 「牝牛」の意味・読み・例文・類語

め‐うし【牝牛・雌牛】

  1. 〘 名詞 〙 ( 古くは「めうじ」とも ) めすの牛。⇔牡牛(おうし)
    1. [初出の実例]「方に是れ牸牛(メうし)なりと見て」(出典:小川本願経四分律平安初期点(810頃))
    2. 「Meuji(メウジ)」(出典:日葡辞書(1603‐04))

ひん‐ぎゅう‥ギウ【牝牛】

  1. 〘 名詞 〙 めすの牛(うし)。〔易経‐離卦〕

うな‐め【牝牛・

  1. 〘 名詞 〙 めうし。おんなめ。おなめ。うなみ。〔名語記(1275)〕

おなめをなめ【牝牛】

  1. 〘 名詞 〙 雌の牛。めうし。〔丹波通辞(1804‐11)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android