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うし

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説


うし

牛は日本においてはもっぱら役牛として使用されてきた。山間の村においてこれを飼育し,平野の村ではその牛を借りて使用するならわしが各地にあり,島根県,広島県の鞍下牛 (くらしたうし) ,徳島県の借耕牛 (かりこうし) などはよく知られている。西日本では古代から牛が飼育されており,牛に関係する行事や牛神の信仰が広くみられる。大分県の旧下毛郡では1月6日を牛の正月と称し牛を放って歩かせる。和歌山県で1月 11日に行なわれる牛の追い初めも牛の使い始めの行事である。中国地方では大田植えの行事に牛供養といって飾り立てた牛に田を耕させる。山口県阿武郡では6月 15日に牛の祇園といって牛を水辺に連れて行く。山口県ではほかにも6月 30日に夏越 (ナゴシ) といって牛を海へ連れて出る例が多くみられる。五月節供に牛神をまつるところも多く,牛の角にショウブを飾ったり,牛神に参ったりする。大阪府の和泉地方をはじめ牛神講の名で牛神をまつる例がある。多くは子供組の行事で,メダケ (女竹) の弓矢を持って子供が牛神に参る。四国ではノツゴと呼ばれる牛神の小祠がある。また,丑の日に牛神をまつる例は多く,九州では 11月,和歌山県では6月の丑の日に行なう。新潟県,島根県の隠岐島,愛媛県,鹿児島県の奄美大島,徳之島などでは,牛の角突きとか牛の相撲といわれる闘牛が行なわれる。これは牛の品評会にもなっている。

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デジタル大辞泉の解説

うし【牛】

偶蹄(ぐうてい)目ウシ科の哺乳類で、家畜化されたもの。大形で、雌雄ともに2本の頭角をもち、四肢は短い。すでに滅びたオーロックスより改良されたもので、乳用ホルスタインジャージー肉用デボン但馬(たじま)牛、役用の黄牛朝鮮牛などがある。昔からきわめて有益な動物として信仰の対象になったこともある。広義には、ウシ亜科ウシ族のバイソンガウアバンテンヤクスイギュウなどの総称。
牛肉。ぎゅう。
牛梁(うしばり)」の略。
竹や木を家の棟木のように組んで立てたもの。物を立てかける台にする。

ぎゅう〔ギウ〕【牛】

うし。特に、牛肉。また、牛皮。
二十八宿の一。北方の第二宿。山羊座(やぎざ)中の西部の六星をさす。いなみぼし。牛宿。

ぎゅう【牛】[漢字項目]

[音]ギュウ(ギウ)(漢) ゴ(呉) [訓]うし
学習漢字]2年
〈ギュウ〉ウシ。「牛肉牛乳牛馬役牛牽牛(けんぎゅう)水牛闘牛肉牛乳牛牧牛野牛和牛
〈うし〉「雄牛子牛種牛雌牛
[名のり]とし
[難読]黄牛(あめうし)牛膝(いのこずち)蝸牛(かたつむり)天牛(かみきりむし)牛車(ぎっしゃ)牛王(ごおう)牛頭馬頭(ごずめず)牛蒡(ごぼう)犛牛(ぼうぎゅう・りぎゅう・ヤク)

ご【牛】[漢字項目]

ぎゅう

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デジタル大辞泉プラスの解説

東川宗彦による戯曲。初演は劇団関西芸術座ほか(1960年)。1961年、第7回「新劇岸田戯曲賞(のちの岸田国士戯曲賞)の候補作品となる。

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大辞林 第三版の解説

うし【牛】

偶蹄目ウシ科の哺乳類。ヨーロッパなどに分布していた野生の原種(オーロックス)は絶滅し、家畜化されたものだけが現存する。家畜としては、ヨーロッパ系の品種とアジア系の品種(インド牛、ゼブ)の二系統に大別される。古くから乳用・肉用・役用として改良され、現在はホルスタインやヘレフォード、褐毛和種などの品種が普及。
牛肉ぎゆうにく。 「だんなさまはちかごろ-をお用ひでござり升か/安愚楽鍋 魯文」 〔現代では食用の肉は「ぎゅう(牛)」という〕
竹や木を家の棟木むなぎのように組んで立て、物を寄せかけられるようにしたもの。
「牛梁うしばり」の略。

ぎゅう【牛】

うし。
うしの肉。牛肉。
二十八宿の一。北方の星宿。山羊座の頭部にあたる。牛宿。いなみぼし。
「妓夫ぎゆう」の当て字。

ぎゅう【牛】

【牛】 ぎう [音] ギュウ ・ゴ
うし。 「《ギュウ》牛後・牛車ぎゆうしやぎつしや)・牛乳・牛歩・牛酪・役牛えきぎゆう・水牛・闘牛・肉牛・乳牛・野牛・牛飲馬食」 「《ゴ》牛王・牛黄・牛頭ごず

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動植物名よみかた辞典 普及版の解説

牛 (ウシ)

学名:Bos taurus
動物。ウシ科の哺乳動物

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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