日本大百科全書(ニッポニカ) 「牧ノ戸峠」の意味・わかりやすい解説 牧ノ戸峠まきのととうげ 大分県西部、玖珠(くす)郡九重町(ここのえまち)南部にある峠。九重(くじゅう)火山群の沓掛(くつかけ)山と黒岩(くろいわ)山の鞍部(あんぶ)で、飯田高原(はんだこうげん)と瀬ノ本高原(せのもとこうげん)を分け、標高約1330メートル、九州横断道路(別府阿蘇道路)の最高所。ここから久住(くじゅう)山頂へ徒歩110分、筋湯(すじゆ)温泉へ徒歩70分。展望園地、レストハウスがある。冬は霧氷が美しい。飯田高原側に下った所に牧ノ戸温泉がある。[兼子俊一] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「牧ノ戸峠」の意味・わかりやすい解説 牧ノ戸峠まきノととうげ 大分,熊本の県境に近い九重火山群の星生 (ほっしょう) 山と黒岩山との間にある峠。標高 1330m。九重町に属する。飯田高原から阿蘇山にいたる九州横断道路 (やまなみハイウェー) の最高地点にある。久住山をはじめとする九重連山の登山口でもある。九重火山群と高原の秋の紅葉時の景観は雄大。峠下に牧ノ戸温泉がある。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by