新訂 政治家人名事典 明治~昭和 「牧野良三」の解説
牧野 良三
マキノ リョウゾウ
- 肩書
- 法相,衆院議員(自民党)
- 生年月日
- 明治18年5月26日
- 出生地
- 岐阜県高山(現・高山市)
- 学歴
- 東京帝大法科大学独法科〔明治44年〕卒
- 学位
- 法学博士〔昭和29年〕
- 経歴
- 明治44年逓信省に入り、大正2年証券課長、3年退官。大阪商船を経て5年弁護士登録。その後文部省に入り、7年文相秘書官、のち参事官。9年立憲政友会に所属し、岐阜県から衆院議員に当選、以来10回当選。この間、昭和2年商工参与官、7年斎藤内閣の逓信次官。15年斎藤隆夫議員除名に反対投票。17年の翼賛選挙では推薦候補で当選。戦後公職追放、解除後の25年全国選挙管理委委員。27年衆院議員当選、衆院予算委員長から30年第3次鳩山内閣の法相となった。著書に「投票用紙事件の表裏」「満鉄事件」「談合研究資料」「逓信特別会計の研究」「競争入札と談合」などがある。
- 受賞
- 高山市名誉市民〔昭和36年〕
- 没年月日
- 昭和36年6月1日
- 家族
- 兄=牧野 英一(刑法学者)
出典 日外アソシエーツ「新訂 政治家人名事典 明治~昭和」(2003年刊)新訂 政治家人名事典 明治~昭和について 情報