特定空き家(読み)トクテイアキヤ

デジタル大辞泉 「特定空き家」の意味・読み・例文・類語

とくてい‐あきや【特定空き家】

空き家対策特別措置法で、周辺生活環境に深刻な影響を及ぼしている空き家のこと。そのまま放置すると著しく保安上危険または衛生上有害となるおそれのある状態、適切に管理されていないため著しく景観を損なっている状態にあると認められる空き家をいう。市町村は、同法に基づいて立ち入り調査を行い、指導勧告命令および代執行を行うことができる。

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共同通信ニュース用語解説 「特定空き家」の解説

特定空き家

そのまま放置されれば倒壊危険性があったり、環境や景観に著しい悪影響を及ぼしたりする空き家。空き家対策特措法に基づき市区町村が指定し、所有者に対して改善を求める指導や勧告などを行うことができる。それでも対応がなければ、行政代執行で強制的に取り壊す権限も認めている。2023年3月の国の調査では、全国で約4万件が把握され、特措法に基づき除却修繕がされたものを除くと約2万件が残っているとされた。

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