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状態ベクトル じょうたいベクトル state vector

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

状態ベクトル
じょうたいベクトル
state vector

量子力学において,系の状態は抽象的な無限次元の複素ベクトル空間 (これをヒルベルト空間という) の1つのベクトルによって表現される。これを状態ベクトルと呼ぶ。物理量は状態ベクトルに作用する線形演算子である。

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知恵蔵2015の解説

状態ベクトル

量子世界の状態を表すベクトル。状態の重ね合わせはベクトルの和で表現できる。観測によって、ある測定値が得られるとき、そのベクトルを固有ベクトル、値を固有値という。

(尾関章 朝日新聞記者 / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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デジタル大辞泉の解説

じょうたい‐ベクトル〔ジヤウタイ‐〕【状態ベクトル】

量子力学で物質系の状態を数学的に表すためのベクトル。無限次元に拡張されたヒルベルト空間における複素ベクトルであり、重ね合わせの原理を満たす。観測可能な物理量はこのベクトルに作用する演算子で表される。

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大辞林 第三版の解説

じょうたいベクトル【状態ベクトル】

量子力学で、粒子の力学的な状態を数学的に表す無限次元の複素ベクトル。位置や運動量などの物理量はこのベクトルに作用する演算子として表される。状態ベクトルはハミルトニアンと呼ばれるエネルギー演算子の作用によって時間的に変化する。波動関数は状態ベクトルの一つの表示である。 → ヒルベルト空間波動関数

出典|三省堂
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