独照性円(読み)どくしょう しょうえん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「独照性円」の解説

独照性円 どくしょう-しょうえん

1617-1694 江戸時代前期の僧。
元和(げんな)3年3月3日生まれ。黄檗(おうばく)宗。沢庵宗彭(たくあん-そうほう),一糸文守(いっし-ぶんしゅ)に,のち隠元隆琦(いんげん-りゅうき)に師事。寛文11年隠元の法をつぎ,のち遺命により法衣を付与された。京都嵯峨(さが)の直指庵を中心に布教,「嵯峨の古仏」と称された。元禄(げんろく)7年7月17日死去。78歳。近江(おうみ)(滋賀県)出身。俗姓富田

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android