20世紀日本人名事典 「猪狩満直」の解説 猪狩 満直イガリ ミツナオ 大正・昭和期の詩人 生年明治31(1898)年5月9日 没年昭和13(1938)年4月16日 出生地福島県石城郡好間村(現・いわき市) 学歴〔年〕磐城青年学校中退 経歴20歳前後から、聖書とホイットマンに没頭。職を転々としながら、方言を使った優れた農民詩を書いた。大正11年妻木泰治と雑誌「播種者」を発行。14年北海道阿寒郡舌辛村(のち阿寒町上阿寒)に入植する。以後、「銅鑼」「至上律」に詩を発表し、詩集「移住民」「農勢調査」「秋の通信」を刊行。昭和61年「猪狩満直全集」が刊行された。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「猪狩満直」の解説 猪狩満直 いがり-みつなお 1898-1938 大正-昭和時代前期の詩人。明治31年5月9日生まれ。大正11年農民詩誌「播種者」を郷里福島県で創刊。草野心平の「銅鑼(どら)」などに作品を発表。14年開拓農民として北海道に移住,苦闘と貧困のなかで詩集「移住民」を刊行した。昭和13年4月17日死去。41歳。磐城(いわき)青年学校中退。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by