献杯(読み)ケンパイ

デジタル大辞泉 「献杯」の意味・読み・例文・類語

けん‐ぱい【献杯/献×盃】

[名](スル)相手に杯を差し出して敬意を表すこと。こんぱい。「主賓に―する」
[補説]「故人をしのんで献杯します」のように、亡くなった人をいたんで杯を捧げることをもいう。
[類語]乾杯祝杯返杯

こん‐ぱい【献杯】

[名](スル)けんぱい(献杯)

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「献杯」の意味・読み・例文・類語

けん‐ぱい【献杯・献盃】

  1. 〘 名詞 〙 杯を相手にさし出して敬意を表わすこと。転じて、杯事
    1. [初出の実例]「食後少納言若弁献盃〈略〉上卿受盃」(出典:西宮記(969頃)七)
    2. 「献盃(ケンハイ)次第上下を云はず」(出典太平記(14C後)一)

こん‐ぱい【献杯】

  1. 〘 名詞 〙 人に杯をさすこと。けんぱい
    1. [初出の実例]「種々の献盃(コンハイ)、様々の美物(びぶつ)」(出典:太平記(14C後)二七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む