精選版 日本国語大辞典「主賓」の解説
しゅ‐ひん【主賓】
〘名〙
① 主人と賓客。
※本朝無題詩(1162‐64頃)一・暮春長秋監亜相山庄尚歯詩〈藤原実光〉「主賓尚歯得二相従一、斯賞山亭風物濃」
※史記抄(1477)四「凡主賓の礼は対面に位を設るものぞ」 〔劉詵‐贈胡履平偕克有之興国詩〕
② おもな客。来客中のもっともおもだった客。
※江戸から東京へ(1924)〈矢田挿雲〉一一「邸内の遊薗堂に芭蕉を主賓(シュヒン)とせる送別句会を開いた」 〔王禹偁‐射宮選士賦〕
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