日本歴史地名大系 「猿投山西南麓古窯跡群」の解説
猿投山西南麓古窯跡群(猿投窯)
さなげやませいなんろくこようせきぐん
猿投山(六二九メートル)の西南方面に広がる丘陵地帯に群在する古窯跡群。尾張・三河境を挟んで半径八キロにも及び、須恵器・灰釉陶器・緑釉陶器を生産した古窯が五〇〇基近くも存在し、大阪府下の
猿投窯は、古窯跡の分布密度や地理的条件によって七地区に分けられている。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報