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率分堂 りつぶんどう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

率分堂
りつぶんどう

「そつぶんどう」が正しい。正蔵率分堂率分所ともいう。平安時代大蔵省におかれた倉庫の一つ。率分とは分数,すなわち何分の1,何分の2という意味で,大蔵省の官物の 10分の2をここに収納して備蓄にあてた。平安時代中期頃から倉庫としては有名無実化していったが,名目は長く残り,長官 (かみ) である別当次官 (すけ) の勾当 (こうとう) などは鎌倉時代の末まで任命されていた。

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世界大百科事典内の率分堂の言及

【率分所】より


[古代]
 平安時代に大蔵省に付属する機関として置かれたもので,正蔵率分所,率分堂ともいい,〈そつぶんしょ〉とも読む。その起源は明らかではないが,左中弁,大監物,大蔵省の輔,民部省の輔,主計頭が勾当(こうとう)として収納物の出納の管理にあたる。…

※「率分堂」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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